家族婚だったため、いわゆる「余興」や「スピーチ」といったものはすべて排除しました。その代わりに、皆に楽しんでもらえるコンテンツは用意したかったので、新郎新婦のプロフィールムービーを自作。
使用した無料の動画編集ソフトやサイト、構成・編集にあたり気を付けたポイントなどをまとめたいと思います。
- 作成に便利な無料編集ソフトを選ぼう:DavinCi Resolve(ダビンチ・リゾルブ)
- ぜひ使用したいフリー素材サイト(動画・画像素材、フォント)
- プロフィールムービーの一般的な構成/例(私の場合)
- 構成・編集で必ずおさえたいポイント&注意点
作成に便利な無料編集ソフトを選ぼう:DavinCi Resolve(ダビンチ・リゾルブ)
動画編集ソフトといえば、Adobe PremiereやFinal Cut等が主流であり有名どころ。
ただ私自身はガチガチのWindowsユーザーなのと、無料ソフトで凌ぎたかったため、これらのソフトは使用せず。代わりに使用したのが、夫に教えてもらった「DavinCi Resolve(ダビンチ・リソルブ)」という無料の動画編集ソフト。
DaVinci Resolveの良いところは、とにかく無料版でも高度な編集機能を備えているところ。基本的な動画編集はもちろん、高品質のオーディオ編集ツール、詳細な色補正ツール、Fusion(エフェクトのようなもの)編集モジュールなどをすべて無料で使用できます。
インターフェースも直感的で使いやすいのと、広く使用されていることもあり、使い方をまとめた記事や紹介動画がたくさん存在しているのも心強いです。
ぜひ使用したいフリー素材サイト(動画・画像素材、フォント)
ゼロから動画を制作するのももちろん良いですが、自作部分とハイクオリティな既製映像を組み合わせると全体の動画クオリティが底上げされる気がしたため、オープニングの扉動画は無料の動画素材を使用しました。
◆らぼわん
下の動画ように、動画のスタートを予感させる動画や、カウントダウン動画など、無料で使用できる短尺の動画を無料でダウンロードして使用できます。
このサイトの他にも「結婚式 ムービー 無料」など検索にかけると沢山の素材サイトが出てくるため、動画のテイストに合わせて好きな素材を見つけるのも楽しいです。
◆PNG TREE
芳名帳やウェルカムボードのDIYでも利用した、さまざまなカテゴリのPNG画像を検索・ダウンロードできるサイト「PNG TREE」。海外のサイトですが、言語選択から日本語への表示切り替えもできできます。
無料登録の場合、1日3ファイルまでがダウンロードできるので、有料で購入しなくてもある程度の素材を揃えることができます。
◆Font Meme
こちらも芳名帳や招待状のDIYで紹介した通り、さまざまなおしゃれフォントや個性的なフォントをダウンロードできるサイト。
プロフィールムービーの一般的な構成/例(私の場合)
ムービーを制作するにあたり、編集に取り掛かる前にある程度の情報を整理し、それに沿って編集していくことが重要です。具体的には…
◆使用したい写真・動画素材を集める
◆使用したいフォントや画像素材を集める
◆使用したいBGMを準備する
◆ムービーの構成を検討して全体の尺を決める
特に最後の「ムービーの構成」は重要で、どんなストーリーで見せたいのか、構成ブロックと尺を決めておくと編集がしやすいです。
【構成例(私の場合)】
①オープニング 30秒
②新郎生い立ち紹介(誕生~学生生活~就職まで) 2分
③新婦生い立ち紹介(誕生~学生生活~就職まで) 2分
④新郎新婦の出会い、結婚に至るまでの経緯 1~2分
⑤エンディング 30秒~1分
エンドロールもつけた
構成・編集で必ずおさえたいポイント&注意点
最後に、実際に自分で編集したり色々なサンプルを見たうえで、編集するうえで必ずおさえた方が良いと感じたポイントを列挙したいと思います。
【長さ】
・写真1枚当たり(もしくは1場面あたり)の表示時間は最低でも8秒間程度を推奨
・挿入するコメントは、1場面あたり20文字程度を推奨(それ以上だと読み切れない)
・プロフィール全体の長さは7~8分ほどを目安に
【見る人への配慮】
・来場客全員がそれぞれ映った写真を必ず1枚は使う
・コメントの挿入位置は、画面の一番下など写真と被らないところに固定する(写真ごとにコメントの位置を移動させると目線の移動が大変)
・文字が背景と近い色や小さすぎる/細すぎるだと読みづらくなるため、文字色やサイズを意識する