妊娠中に私が恐れていたものの1つ「妊娠線」。
妊娠線をつくらず妊婦生活を終えられないものか…!とリサーチして選んだアイテムを使用すること数か月。結果、妊娠線はできずツルツルのお腹で産後まで過ごすことができたので、塗るタイミングや順番等とともに使用したアイテムの紹介したいと思います。
※※ちなみに※※
この記事は、決して妊娠線ができてしまうことを非難する意図はありません。後述しますが、私自身すでにカラダの他の部位で肉割れを経験済で、その上で、個人的には出来る対処を探りたいと思い、今回の妊娠で試行錯誤した結果をシェアするものです。予めご理解いただけましたら幸いです。
妊娠線についての前提
妊娠してお腹が大きくなってくると、急な体重の変化で「肉割れ」のような状態が発生し、これが妊娠線と呼ばれている。
出来始めた時はピンク色や赤紫色で、出来るときに痒みやピリピリとした感覚があるのも特徴。発生したあとは時間とともに黒ずんでいき、やがて白くなって目立たなくなるものの、残念ながら完全に消えることはない。
発生の仕組みとしては、お腹の表面の皮「表皮」はお腹が大きくなるのに伸びていくのに対して、その下にある「真皮」と「皮下組織」は伸びにくいため、お腹の伸びに追いつけないと裂けてしまい、妊娠線ができる。
また、妊娠中に変化するホルモンがコラーゲンの生成や真皮のターンオーバーを抑制すしてしまい、肌に弾力がなくなり、断裂が起こりやすくなることも原因の1つとされている。
◆妊娠線が出やすい場所
脂肪がつきやすいところに発生しやすく、お腹だけでなく「太もも」「バスト」「二の腕」「お尻」などに発生することもある。
◆妊娠線ができやすい時期・できやすい人の特徴
・空気が乾燥する季節・乾燥肌の人
肌が乾燥すると皮膚の柔軟性が低くなるため、お腹が大きくなるのに対応できず、妊娠線が発生しやすくなる。
・体重増加が急激になったタイミング
つわりなどで過剰に食べものを摂取したり、反対につわり終了でご飯が美味しく食べれるようになり、急激に体重増加をしてしまうと、皮下脂肪が増えて妊娠線が発生しやすい傾向にある。
・多胎妊娠
単胎妊娠よりもお腹の表面が引き伸ばされるため、妊娠線が発生しやすくなる。
・経産婦、高齢出産
経産婦は子宮や皮膚が伸びやすくなっており、初産に比べてお腹が大きくなるスピードが速くなる。また、加齢で皮膚の柔軟性が低くなっていると、真皮が表皮の伸びに追いつけなくて妊娠線が発生しやすくなる。
・小柄・やせ型の人
母体が小さかったり痩せ型だと、元々小さかった/薄かったお腹の表面が大きく引き伸ばされることになる。また、骨盤が小さいとお腹が前の方に大きく膨らむため、妊娠線が発生しやすくなる。
妊娠線は母体それぞれのベースや外的環境の違いによっても、できやすい/できにくい条件・要因が違う。
私は「99%妊娠線ができるはず」の体質だった
なぜ、私が妊娠線を恐れていたかというと、妊娠前にすでに妊娠線の発生を経験しているから。
正確には、妊娠ではなく「激太り」によるものですが、学生時代に1年で8キロ太ったことがあり、その際に太ももとお尻の境目に大量の肉割れ線が発生しました…。
その時は肉割れに関する知識やケアの方法をリサーチする事もなかったため、いまでも残っている跡を見ては、「なにか出来ることがあったのでは?」と個人的に少し後悔しているのです。
だから、妊娠線は自分にとって不可避だよなァ~~~~!!!できる体質ってもうわかってるし!!そもそも表皮じゃなくて真皮・皮下組織が原因なら、保湿しても無駄なのでは????と思っていた部分もありました。が、体験談などをリサーチしていくとあながちそうでもないらしい。
結論としては、とにかく保湿・保湿・保湿~~~!!!保湿が大事~~~!!ということが分かりました。
使用した妊娠線予防のアイテムたち
さてここからが本題。実際に私が使用したアイテムがこちらです!!!!
写真左から、
・WELEDA(ヴェレダ)マザーズボディオイル ポンプタイプ 100ml
・Neutrogena(ニュートロジーナ)高保湿ローション 超乾燥肌用 450ml
こちらは特に妊婦用の商品ではないですが、日ごろから超乾燥肌&敏感肌で、ありとあらゆる保湿クリームを試している私の肌が超しっとり保湿されたので激推しです。無香料なので匂いはなし。最近は同じラインで、CICA配合のものもあります。
こちらもポンプ式で、大容量の450ml入っているにもかかわらず値段もお手頃。伸び良し・保湿効果良し・コスパ良しで言うことなしなので、出産後も普通に使ってます。
・大洋製薬 ワセリンHG
こちらは、クリームやオイルを塗ったあとに「蓋」をするためのワセリン。
ワセリンも色々な種類がありますが、この大洋製薬のワセリンは「酸処理を伴わない精製方法により不純物を除去」しているため、刺激が少なく肌に優しいです。赤ちゃんや敏感肌の方にも使用できるそう。
こちらも妊娠関係なく普通に普段から使用しているアイテム。顔や唇などにも使用できるので、万が一、妊娠中に余っても、余裕で使い切れます。
・菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿 500ml
こちらは上の写真には登場していないのですが、お風呂上りにタオルドライ後、お腹含むカラダ全体にバシャバシャかけて”第1次保湿”する用の化粧水です。
こちらもポンプ式・大容量・お手頃価格なのでケチらずどんどん使える!
商品名の通り日本酒からできているため、香りはまんま日本酒です。保湿力が高く、化粧水の後にうっかりクリームを塗り忘れても、結構肌がしっとり持続している感じ。保湿力で言うと、無印良品の化粧水(高保湿)と同じくらいかな。
ちなみにこの間MattもPRじゃなくインスタでオススメしてました(笑)。
保湿のタイミングと塗り方(順番)
Q1:
いつから妊娠線予防のケアを始めたか?
A1:
つわり終了後、お腹が自分でもわかるくらい大きくなってきてから。
具体的には、妊娠5~6か月ごろからケアをスタートしました。
体重は妊娠前から10キロ増で、学生時代の激太り期よりも増加幅が大きかったです。
Q2:
妊娠線予防アイテムを塗るタイミングは?
A2:
毎日お風呂あがりに、お風呂場から出てタオルドライしてすぐ!3秒後!!
これは普段のスキンケアでも気を付けていることですが、お風呂で皮膚がふやけている(保水されている)うちに素早く保湿することを心掛けました。
基本はお風呂上りの1回のみ、妊娠線予防アイテムを塗布していましたが、たまにお腹を触ってみて「あ、なんか乾燥してるかも」と思った時は、追加でその都度オイルやローションを塗っていました。
Q3:
妊娠線予防アイテムを塗る順番は?
A3:
お顔のスキンケアの基本と同じで、保湿する→蓋をする を基本にケア。オイルとローションを逆に塗る方もいると思いますが、WELEDAのオイルは浸透型な感じだったので、私は先に塗っていました。
①日本酒の化粧水をバシャバシャ
↓
②WELEDAのマザーズオイルを6~7プッシュ塗る
↓
③Neutrogenaのローションを1~2プッシュ塗る
↓
④ワセリンHGを人差し指1すくいくらいとって塗る
さいごに
冒頭にも書いたとおり、ケアをしていても、体質や外的要因など様々なものが重なって妊娠線ができてしまうことはあるし、妊娠線は赤ちゃんを頑張ってお腹の中で育てた勲章でもあるので、妊娠線自体を非難したり否定する意図はまったくないです!
ただ、過去に肉割れを経験した私でも、今回の妊娠を通して試行錯誤してケアしてみたら妊娠線ができなかった!という実験結果的なケースもあるので、もし参考にしたい方がいらっしゃれば、と思いまとめてみました。
少しでも、どなたかの妊婦ライフの助けになれればうれしいです!