前回も書いたとおり、私は昔から所謂”結婚式への憧れ”みたいなものを持ちあわせておらず、その界隈の事前リサーチを一度もしたことがなかった。
「結婚式って、なにを準備してどうやって挙げる?」が まったくわからないウェディング情弱の私は、ときに無言の結婚催促アイテムとしても使用されるという”例の雑誌”を求め、本屋へと向かった。
「ゼ○シィ」を買ってみた
結論から言うと、買わなくてもよかったナァ~~~!!
旧タウンページくらい分厚いから、情報量がすごいのかと思いきや広告・広告・広告の嵐!ひととおり目を通したものの求めていた情報は手に入らず、読むのを支えた手首の痛みだけが残る結果となってしまった。
まぁ税込300円だからね、別に買ってもいいんですけど…。ハーゲンダッツ1つ買う方が、有意義な300円の使い方と感じた。(※個人の感想です)
ゼク○ィを読み終えて気づいたのは、
「結婚式のリサーチって、旅行のリサーチと一緒でいいんじゃね?」ということ。
旅行を計画するときは、ガイドブックや代理店の既製ツアーだけに頼らず、まず何をしたいのかをリストアップして、ネットで情報やクチコミを検索しまくるのがいつもの流れだ。結婚式もそうやって決めていこう!という方向で落ち着いた。
夫婦で目的と条件を話し合ってみた
2人で希望を出し合った結果、以下のようになった。
【目的】
家族に感謝を伝えたい、楽しんでほしい
【条件】
- 都内のアクセスの良い式場がいい
- 豪華なホテルやチャペルは候補から外す
- カジュアルでモダンな雰囲気がいい
- 緑が多いロケーションがいい
- 気候が良い5月に式を挙げたい
- 自分たちで全体が見渡せる小規模な式がいい
- 形式ばった進行にしたくない
- ご飯をゆっくり食べられる式にしたい
- 結婚式当日の素敵な写真を残したい
結婚式に憧れがなかったと言う割に、随分いろいろと出てきたやん。
よく結婚式準備で険悪になるカップルがいると聞くけれど、なるほど確かにこれは、いざ考え始めるとすり合わせが結構大変かもしれない。
その点、私と夫は「友だちの数がそんなに多くない」「なんか大げさなことはしたくない」「結婚式業界の謎の価格設定には騙されたくない」など基本の方向性が合致していたため、スムーズにすすめることができて助かった。
話し合いの結果、こんな式を目指すことにした
都内駅近で緑の多いロケーションにある
カジュアルでモダンな式場で挙げる
食事会に近い家族だけの結婚式 in 5月
式を挙げるなら5月が良かったのは、以前出席した友人の結婚式が5月で、暑くも寒くもなくカラっとした最高な天候だったのを覚えていたから。
希望をすべて盛り込んだ形だが、はたしてすべてを満たす式場は見つかるのだろうか。(特に「都内駅近」と「緑の多いロケーション」は相反する気がする…)
とにかくこのイメージを軸に、ネットを駆使して式場の猛リサーチを開始した。