ネットリサーチの結果、前回夫婦で決めた条件「都内駅近で緑の多いロケーションにある、カジュアルでモダンな式場」に当てはまりそうな場所がいくつかあったため、それぞれ見学や体験会に参加してみた。
この記事で見学した3つの会場は結果的には選びませんでしたが、それぞれに「魅力的なところ」と「微妙と感じたところ」があったため、見学時に撮影した写真とともに、会場ごとに口コミとして記載したいと思います。
- ①富ヶ谷「Restaurant RAPHAEL(レストラン ラファエル)」
- ②広尾「Anniversary.An EBISU (アニバーサリーアン恵比寿)」
- ③日比谷「FELICE GARDEN HIBIYA (フェリーチェガーデン日比谷)」
- さいごに・会場えらびのポイント
①富ヶ谷「Restaurant RAPHAEL(レストラン ラファエル)」
建物外観。蔦でびっしり覆われている。
式は建物の外のスペースに椅子を並べて執り行うそうで、塀に囲われた内庭のような形になっているこの空間は、開放的ながらプライベートな雰囲気が素敵。
集合写真はこの外観を背にして撮影することが多いらしく、背景が緑で映えるだろうな~~!!と思いました。
上座の新郎新婦席。アンティークなテーブルや椅子、背景のカーテンの色味が絶妙なクラシック感でとても好みでした。
フラワーアレンジメントは、色味や花の種類など相談の上で決定するそう(写真に写っているアレンジは、この日の結婚式で使われたもの)。
客席から見た窓の風景。
部屋自体はさほど広くないが、この全面窓があるためそこまで狭さは感じない。
客席全体図。レトロなインテリアや壁に飾られたミュシャの絵も、なんとも乙女心をくすぐる。
下座の奥にはバーカウンターがあり、飲み物は飲み放題のコースがあるそうです。
見学の際に出していただいたデザートプレートが美味しかったです。
【魅力的だったところ】
- レトロな内装やインテリアのセンスがとても素敵
- 蔦で覆われた建物の外観や、室内からの景色も緑が多くて写真映えしそう
- 一軒丸ごと貸し切りできるため、アットホームな雰囲気で自由な演出や・要望が可能
- レストランなのでご飯の味が期待できそうだった
【微妙だったところ】
- 実際は駅からあまり近くない住宅街の一角にあるため、来場客が迷いそう
- 2021年6月をもってこちらの場所での営業終了が決まっていたため、将来、記念日などで再度訪問することが叶わないのが、寂しいと感じた(※現在は赤坂に移転して営業中)
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※移転後の店舗では、2022年7月現在ウェディング事業は行っていないようです
②広尾「Anniversary.An EBISU (アニバーサリーアン恵比寿)」
実は「THE・結婚式場」といった式場は当初から選ぶつもりがなかったのですが、見ないで決めつけるのもなんだし、せっかくの機会だから1件見とこっか~~ということで見学したのがこちら。
会場入り口の待合スペース。
「BARCLAY’S BANK」のアンティーク扉を採用していることを推しているようでしたが、正直、なんで結婚式場に銀行の扉…?と謎に感じてしまった。
受付から会場に抜けるスペースの装飾。
この時は11月末だったのでクリスマス仕様でしたが、装飾品はちょっと小道具を取って付けた感があったかも。
メイン会場。上座下座というよりは、横長の会場中央に新郎新婦席を用意するスタイル。テーブル+椅子でも、ソファ席でも、希望する形を選べるとのこと(この日はソファ席だった)。
コース試食つきの見学会だったため、前菜からデザートまで一通り味わうことができました。バターや生クリームを効かせたリッチな味の料理が多く、ぜんぶ美味しかったです。
ただ、見学の後に「本日中にご契約の場合にのみ、割引が適用されます」と言われたり、こちらが後ろ向きな態度になると「少々確認しますのでお待ちください」などと何回も待たされ、なかなか帰してもらえなかった…。これが結婚式業界ですよ!!!の、お手本という感じの接客をされたので、少し疲れてしまいました。
【魅力的なところ】
- ご飯はリッチな味で美味しくて好きだった
- ザ・結婚式場という感じなので、オペレーションがスムーズそう
- 全体的にきれいだった
【微妙だったところ】
- 装飾がところどころフェイク感というか、ニトリ感があった
- スタッフのノリが合わなかった、今日契約でしか割引が~を言ってきた
- チャペル含めオール室内なので、やはり自分たちの希望イメージとは違った
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③日比谷「FELICE GARDEN HIBIYA (フェリーチェガーデン日比谷)」
見学に行く前の時点では、実はこちらの会場が第一候補だった。
日比谷公園内という「都内駅近」と「緑の多いロケーション」の2つをクリアしていたのと、HPのフォトギャラリーで見る屋外パーティーや挙式の様子が理想に近かったから。
建物外観。日比谷公園の皇居側、「有楽門」からほど近くのエリアに佇む一軒家のような雰囲気。
日比谷公園にはこれまで何度も訪れていますが、まさかここに結婚式場があるとは知りませんでした。
建物横の、パーティースペース。テントが張ってあるため、運悪く雨天の場合でも問題なく式を執り行えるそう。フラワーアレンジメントのデザインによって、雰囲気を色々と変えられそうでした。
反対側。このスペースの横にチャペルがあるのですが、チャペルではなくこのスペースで挙式することも可能だそう。
花嫁の着替え部屋。歴史的建造物なだけあって、建物や設備は全体的に少し古く、学校のような印象でした。
【魅力的だったところ】
- 日比谷公園入口近くにあり、メトロ日比谷駅からのアクセスが抜群
- 緑の多いロケーションで、周りに遮る建物もないため気持ちがいい
- 昭和39年から公園資料館として使われた歴史的建造物で、東京都の有形文化財
- 屋外での飲食パーティーができて外国風のセッティングも可能、コロナ対策的にもよさそう
【微妙だったところ】
- 見学前は第一希望だったが、HPで見たイメージとはちょっと違った印象だった
- 当日撮影する写真アルバムのサンプルが、どれも好みのテイストではなかった
- 歴史的建造物なので仕方ないが、バックヤードやお手洗いなどの設備が全体的に少し古い
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さいごに・会場えらびのポイント
今回、見学や体験会にいくつか参加してみて感じたのは、HPに掲載されている写真と現地の印象の違いや、細かなプラン内容・注意点などは実際に訪れてみないとわからないな~~ということ。興味を持った式場には、ぜひ一度訪れて見学してみることをオススメしたいです。
また、「見学会当日にご契約の場合にのみ割引を適用」「明日には希望日が埋まってしまう可能性がある」のようなことを式場側のスタッフから言われることがありますが、これはいわゆる”結婚式業界の悪しき営業スタイル”なので、これを言ってくる式場はあまり信用できないな、と個人的には感じました。
個人的には、見学する件数は、3件から多くても5件くらいが良いのではないかと思います。一度連絡した式場からは進捗確認の連絡が頻繁に来るため、単純に式場側とのやり取りが多くて大変になってきます。また、たくさん見学しすぎても取捨選択や比較項目が増えて難しくなるだろうな~~、というのも理由の1つです。
我々夫婦のように、式場に求める条件をいくつか事前に挙げておくと、見学したい式場もある程度絞ることができると思うので、ぜひご検討を。
上記3件の後に見学し、最終的に決めた式場については、次回の記事に書こうと思います!!